睡眠呼吸障害センター

当センターでは終夜睡眠ポリグラフ検査、睡眠潜時反復検査など睡眠障害の診断に必要な精密検査を行っています。

終夜睡眠ポリグラフ検査(Polysomnography)

睡眠時無呼吸症候群の確定診断に必要な検査です。検査に伴う痛みはありません。
当センターでは、月曜から土曜日までの毎晩、年間約500例の睡眠検査を行っています。
午後8時頃までに入院していただき、翌朝6時頃に退院可能です。お仕事に支障なく精密検査が受けられます。
小児、あるいは介護が必要な方は、ご家族と一緒に宿泊し検査が受けられます。

小児の終夜睡眠ポリグラフ検査

1泊2日の終夜睡眠ポリグラフ検査にかかる患者さんの自己負担額は9,000〜19,000円ぐらいです。
(当センターは保険医療機関です。御来院の際には必ず健康保険証を御持参下さい。)

終夜睡眠ポリグラフ検査のスケジュール(1泊2日)

 1) 午後8時頃:夕食を済ませて来院して下さい。
   ↓
 2) 午後9時頃:検査を開始します。
   ↓
 3) 翌朝6時頃:検査を終了し、退院していただきます。
   ↓
 4) 約1週間後に来院:検査結果の視察解析に約5日間を要します。

検査結果に基づき鼻マスクによる経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)、手術、口腔内装置(マウスピース)などによる最適な治療方針を御説明いたします。

経鼻的持続陽圧呼吸療法(CPAP療法)が必要な場合、後日CPAP療法の治療圧を測定(タイトレーション)するため、再度1泊2日の同じスケジュールで入院していただきます。

終夜睡眠ポリグラフは睡眠検査技師・医師が視察解析を行います。

睡眠ポリグラフ解析室における睡眠検査技師による視察解析

 

睡眠潜時反復検査(MLST:Multiple Sleep Latency Test)

終夜睡眠ポリグラフ検査とともにナルコレプシーなどの過眠症の診断に必要な検査です。

睡眠潜時反復検査のスケジュール

 1) 午前9時頃:検査を開始します。
   ↓
 2) 午後4時頃:検査を終了し、退院していただきます。
   ↓
 3) 約1週間後に来院:検査結果の視察解析に約5日間を要します。

トピックス 大分嚥下音声言語研究会 大分県睡眠呼吸障害研究会