専門外来

頭頸部の嚢胞胞性疾患に対するOK-432注入療法

従来手術を行っていた嚢胞状リンパ管腫などの頭頸部の嚢胞状疾患に対して、手術をおこなわずにOK-432(商品名ピシバニール)という薬剤を嚢胞内に注入して治す治療法です。

近年、嚢胞状リンパ管腫に対するOK-432注入療法が、手術よりも安全かつ効果があると認められ、現在は健康保険も適応されています。
もともとこの薬は免疫力を高める薬ですが、組織に炎症反応を起こさせて腫れを収縮させる作用があり、嚢胞状リンパ管腫などの嚢胞性疾患の治療として用いられています。


  • がま腫

  • 注入療法後
 

  • 口唇粘液のう胞

  • 注入療法後
 
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