NHK ワンポイントクリニック (2008年2月28日) | 花粉症の治療を解説 | |
1.花粉症はスギ・ヒノキの花粉など様々な種類の花粉で引き起こされる。 2.春だけではなく夏、秋の花粉症もある。 3.花粉症の方は、どの花粉に反応するかを知ることが、対策を立てる上で大切。 4.最近の特徴は、花粉症が低年齢化しており、1〜2歳の小児にもみられる。 |
花粉症かなと思ったら耳鼻咽喉科を受診することが大切!! その理由は、 1.花粉症かどうか、花粉症であればどの花粉に反応するのかを知るため。 2.花粉症以外の鼻の病気があるかどうかを診察してもらうため。あれば花粉症とその鼻の病気を同時に治療しなければならない。 |
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花粉症の治療を解説:花粉を避ける
1,ニュースの花粉情報を参考にして、花粉が多い日は外出しない。 2.外出時は、めがね、マスクをつける。 3.玄関で花粉をはたいて、室内に花粉を持ち込まない。 4.帰宅後は顔を洗い、うがいをする。 5.洗濯物、ふとんを外に干さない。(花粉がたくさん付き、これを取り込むと多くの花粉を室内に持ち込みます) |
花粉症の治療を解説:薬物療法
1.初期治療が大切。(初期治療:花粉が飛ぶ2週間前から抗アレルギー薬を内服することで、シーズン中の症状をおさえる治療法) 2.点鼻薬、点眼薬を併用する。 3.医師に相談して自分の病状、症状にあった薬を組み合わせて治療を受ける。 4.シーズン中は薬の内服を中止しない。(症状がひどくなると薬が効きにくくなります) |
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花粉症の治療を解説:減感作療法、免疫療法
スギの抗原を長期にわたって注射することで、免疫を作る治療。 |
花粉症の治療を解説:レーザー治療、手術
1.薬で全く効果がない方、薬を内服できない方に勧められる。 2.鼻づまりに効果がある。 |
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大切なことは、耳鼻咽喉科医に相談して、早めに自分の症状、病状にあった治療を受けること。 そうすれば、花粉症の方でも快適にこのシーズンを過ごせる。 |